バナナの加工にゴールはない、
職人的な仕事に面白みを感じる。

前職のお笑い芸人を引退し、なにか専門的な技術を身につけたいと思い探していたところ、転職サイトで目にとまりました。お笑いで人を笑顔にすることが夢でしたが、これからはおいしいフルーツで人を笑顔にできたらいいなと思い入社しました。

主にバナナの追熟加工業務を担当しています。バナナの色付け師や、海外ではバナナライプナーと呼ばれています。簡単に説明するとバナナを追熟させて、店頭に並べる頃にちょうどよい状態にする仕事です。品質管理だけではなく、営業担当と連携して出荷の予定にあわせて、入荷のスケジュールを組み、港にオーダーをしています。

バナナの色付けは、職人要素が多い仕事です。一年を通して同じ環境は一日もありません。温度、湿度、保管期間、収穫地の標高、原産国の雨季と乾季など、様々な要素がバナナに影響を与えます。船昌商事には最新の施設があり、追熟を促すエチレンガスの投入や温度管理はすべてコンピューター制御で行いますが、バナナを均一に熟成させるには、やはり人の感覚が大事です。目視や手で触った感触で判断していくため、経験を積み、勘を磨いていかなければなりません。マニュアル化しづらく、正解もない。バナナの加工にゴールはない。そこに面白さを感じています。

OJTやメンター制度が整っており、成長スピードの速さが感じられると思います。新入社員研修やeラーニングにより、業界知識だけでなく実務スキルも幅広く身についていきます。目標設定と振り返りの機会があるので、努力の成果を数値やフィードバックで実感できます。また、ワークライフバランスへの配慮もあり、有給休暇も取りやすいです。